2016年12月23日金曜日

第4章 投資各論7 個人向け社債

前回のReview 「第4章 投資各論6 金・プラチナ地金


さて,今回は,以前はあまり見向きされて来なかった,個人向けの社債を取り上げます。

社債は,いわゆる借金なので,

株式と違って値段が下がることがないので,

預金と同じような感覚をもっている投資家から人気があります。


特に最近,銀行預金の金利がほぼ0なので,

よい利回りの投資商品を求める投資家から,

人気があります。


たとえば,ソフトバンクなどは,個人向けの社債を発行しており,,大変人気があります。






社債は,


預金より利回りが良くて,


元本を下回らないので,


安心,


と思って買っている方が多いのですが,



はっきり言って,全然おすすめできません。


その理由は以下の3つです。


1 元本を下回らないとは言っても,その会社が倒産したら,パーになる。


2 利回りは,銀行預金に比べれば格段にいいが,株式の配当利回りほど高くもない。


3 個人向けとはいえ投資単価が高いことが多く,バランスを欠く投資になりやすい。



つまり,株式と違って,安心というイメージのある社債ですが,


1については,株式と同じ


2については,株式以下であることが多い


3については,株式の方が投資単価が安くすむので,バランス投資しやすい


という結果となっており,株式買った方がいいのではないか,という話になっています。



株式と比べると債権である社債の方が安定している気がしますが,


実質を見ると,株式と変わらないか,株式の方がいいのではないか,という感じがしませんか?



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