2016年11月21日月曜日

投資工学の読書のすすめ 3 どうしたら定年までに3000万貯まりますか?

前回のReview 「投資工学の読書のすすめ 2 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?


さて,今回は,元銀行マン,元保険会社営業マンという,

金融を知り尽くした人が書いた,ぶっちゃけ本を紹介したいと思います。






この本は,私がこれまでブログで書いてきた通り,金融機関というものは,

私たち庶民から手数料をぼったくることしか考えていないということが,

書かれています。



特に,手数料収入を得るために,高齢者に手数料の高い投資信託を売りまくる,

とある信託銀行の話は衝撃的です。

また,ファンドラップについては,絶対買わないようにと以前指摘しましたが,

その裏付けも,きちんと書かれています。

一番心に残ったのは,

日本の金融機関にいる「プロ」とは,

私たちから,お金を巻き上げる「プロ」だと,いうところです。



この本において大切だと言われていたことは,


1 節税と手数料の節約が大事


2 アクティブファンドは買わない


3 金融機関の窓口に行ってはならない


など,


投資工学の基本に沿ったことが書かれています。


このブログが紹介してきた投資工学が正しいか否かを判断する,確認するためにも,


読んでみるといいと思います。



信託銀行のテレビCMを見て,

退職金について信託銀行に相談しに行こうなんて,

無謀なことを考えている方は,絶対にその前にこの本を読んでください。



銀行や証券会社のサラリーマンは給料が高いですよね?

大手の信託銀行,証券会社の社員は,40歳までには年収1000万円を超えていますよね?


その年収はどこから来るのかというと,顧客のお財布から来るのです。


金融機関からお金をもらうことは望ましいですが,金融機関におお金をあげることはのぞましくありません。


金融機関のサラリーマンの給料の源泉は,皆さんが支払う手数料から来ていることを,しっかり認識しましょう。




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