前回のReview 「第7章 不動産4 不動産は税金の宝箱1 不動産を買うときにかかる税金その2」
不動産は,税金の宝箱といわれるほど,税金がたくさんかかります。
前回までは,買うときにかかる税金について説明しました。
今回は,不動産を持っている間ずーっとかかる,呪いのような税金(笑)について,説明します。
買うときにあんだけ税金支払ったのに,国家による搾り取りは,まだまだ続くのです。。
① 固定資産税
みなさん聞いたことがあるかと思いますが,
毎年1月1日時点で,固定資産(家とか自動車とか,長年使う資産のことです)を持っている人にかかる税金です。
おそらく,ほとんどの人にとって,一番高額な固定資産は家・土地だと思います。
よく「賃料払うくらいなら,住宅ローン払った方がお得」とか言われますが,
購入しちゃうと,住宅ローンのほかに,固定資産税もかかってくるので,このセリフは,
儲けたい不動産屋の口車なんですねー。
固定資産税の金額は,
固定資産税評価額(公示価格の約7割) × 1.4%
です。
つまり,公示価格(時価よりも安いのが一般的です)3000万円のマンションを購入したら,
毎年42万円もの固定資産税を払う必要があるのです。
月あたり3万5000円って考えると,結構な負担ではないでしょうか。
ただ,小規模の宅地や,新築住宅については,特例があり,さらに安い固定資産税となります。
また,建物の固定資産評価額は,時がたつにつれて下がっていくので,だんだん支払う税額も減っていきます。
② 都市計画税
市街化区域(都会ではほぼ全域が市街化区域です)にある土地建物の所有者が,
毎年1月1日時点で保有している不動産につき,支払う必要があるものです。
都市計画税の金額は,
固定資産税評価額 × 0.3%(自治体によりこれより低い価格になります)
となっています。
要は,
①と②合わせて,
固定資産税評価額の1.7%くらいを,
不動産をもっている限り,ひたすら税金払う必要があるわけです。。
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