2017年2月5日日曜日

第8章 相続3 相続税入門

前回のReview 「第8章 相続2 相続人って誰??


さて,今回は,相続とは切っても切れない関係にある,相続税についてです。

相続税とは,相続人が,被相続人から財産を相続した場合に,かかる税金です。




ただ,みなさんの多くは,相続税について,身の回りに実際に支払ったことがある人をあまり知らないと思います。

なぜなら,相続税がかかるのは,残された財産が一定額以上の場合に限るからです。

相続税の基礎控除額(これを超える分だけ税金がかかるということです)が,

3000万円 + 法定相続人の数×600万円

となっています。

つまり,法律上の相続人が,妻と子ども2人であれば,

3000万円 + 1800万円 = 4800万円以下の相続財産しかない場合,相続税はかからないのです。

なお,平成27年の改正前は,5000万 + 法定相続人×1000万円でしたので,

ほとんど相続税を収める人がいなかった(全体の4%程度)だったのです。

しかし法改正により,基礎控除額が大幅に減少したことで,都内に一戸建てやマンションを有している少しお金持ちな人たちに,相続税がかかるようになってしまったのです。

なので,もはや誰もが相続税対策が必要な時代と言えます。

相続税は,税率が高く(最低10%),納めなければならなくなると負担も大きい(もちろんその分相続できているので,問題ないとも言えますが,,,)ので,しっかり知識をつけて対策を取りましょう。

みなさんが,投資について勉強して,良い利回りで投資して増やしたお金を,相続税で国にもっていかれるのは,あまりにもばからしいと思いませんか?

もちろん,死ぬときくらいは国家に貢献してもいいのかもしれませんが,納めなくていい税金は,納めたくないというのが,本音ではないでしょうか。

次回以降しっかり相続税の勉強をして,

元気に生きているうちから,しっかり相続税対策を始めましょう(または親に始めさせましょう)




サラリーマン投資家 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿