2017年1月8日日曜日

第7章 不動産3 マンションは買うべきか借りるべきか

前回のReview 「第7章 不動産2 不動産投資はすべきか


前回に続けて,今回も不動産関連です。

マンションは買った方がいいのか,買わないで賃貸の方がいいのか,

これはありとあらゆる雑誌や本で取り上げられる話題です。

購入,賃貸,いずれもメリットデメリットがあります。




購入のメリットは主に4つと言われています。

1 賃料払うくらいならローン払った方が,将来マンションという資産が得られるのでお得

2 購入の方が,安定した生活の根拠が持てる実感がある。

3 住宅ローン減税という,とても大きな所得税の税額控除を受けられる

4 住宅ローンを組む場合,団体信用保険に入るので,生命保険が不要になる


一方,賃貸のメリットは,主に3つ言われています。

1 建物古くなってきたり,子どもがいじめを受けたり,隣の住民が変な人だったり,職場が変わったときなど,いつでも気軽に引っ越しができる

2 マンションに欠陥があっても,特にリスクがない

3 固定資産税,不動産取得税,登記代,などなど,各種費用がかからない(ただし一方で敷金,礼金,更新料などがかかります)

なので,賃貸のメリットは,リスクが低く抑えられるというところでしょうか。


以上のように,購入,賃貸,いずれも一長一短です。

一般的いえば,賃貸の方がリスクは少なく,その分効用も少ないイメージです。

なので,結論としてはどっちでもいいのですが,

巷の議論で,忘れられている点を,私は強調したいです。

それは,いつの時点で,購入と賃貸がいいのかを比べるのか,という点です。

正直にいえば,20代,30代の若い間は,今後の人生の変動(転職,子どもの成長,親の介護等)があるので,柔軟性のある賃貸の方がいいと思います。

一方,40代,50代になってくると,頭金もいっぱい貯金がありローンを組む金額も少なくなるし,

年収も高くなっていて住宅ローン減税のメリットも大きくなり,購入のメリットが大きくなるのです。

なので,

マンションはいつかは買ってもいいけど,あまり若いうちに急いで買う必要はない

自分のペースで必要なときに買えばいい

というのが,私の意見です。



サラリーマン投資家 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿