2016年12月24日土曜日

第4章 投資各論8 REIT

前回のReview 「第4章 投資各論7 個人向け社債


さて,今回は,REITを取り上げたいと思います。


REITとは,

Real Estate Investment Trust の略で,不動産投資信託,という意味です。


つまり,REITとは,投資信託の一種です。

そして,その投資の対象が,不動産というわけです。





株式と同じように上場していて,株式と同じように簡単に変えるREITを,

J-REIT

と呼んでいます。


通常,単にREITと言えば,この J-REIT を指します。




REITのいいところは,


法律上の一定の要件を満たしていることで,


投資法人(REIT)にかかる税金が免除され,


利益のほぼすべてが,配当に回されるということです。


不動産会社の株を買った場合,利益に対して法人税が課された後に配当がされますが,


REITの場合は,税金が課される前に配当がなされるというメリットがあります。



また,不動産投資は,したくても単価が高すぎて中々できないところ,


REITのように投資単位が細分化されていれば,少額から不動産投資が可能となります。



加えて,ひとつの不動産ではなく,複数の不動産に投資できるので,

バランスを保てるというメリットもあります。



以前,「コラム5 不動産投資はすべきか」で不動産投資は,
借入金でレバレッジをかけるのでリスクが大きすぎるので,
負けない投資工学にふさわしくない旨書きましたが,

レバレッジをかけずに不動産へ投資をしてみたい方に,REITはおすすめです。



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