2016年10月10日月曜日

第2章 節税6 個人年金保険は入るメリットなし

前回のReview  「第2章 節税5-2 生命レディに騙されず,ネット生保に入ろう!


さて,今回は,みなさんが保険ショップに行ったとき,

節税したいというと,かなりの高確率でおすすめされるであろう,個人年金保険についてです。


個人年金保険も,前回までに説明した生命保険同様,

生命保険控除の対象となります。


控除率も同様で,年間8万円かけると,4万円の所得控除となります。
(所得税の場合。住民税は,2万8000円まで。)



したがって,

生命保険同様に,入ってしまう人が多いのですが,

私はおすすめしません。


だって,この年金,月々の掛け金が,最低でも6000円はします。

その理由が,どの保険会社でも,最低受取金額が,

30万円×10年

だからです。




個人年金はその性質上,10年以上にわたって,受け取るようにしないと,

節税の対象になりません。


さらに,60歳くらいまでの長期にわたる支払いが必要です。


なお,商品自体の利息を計算すると,ほぼ0と言っても過言ではないです。


つまり,この商品のメリットは,節税オンリーです。


そして,この商品は,節税を享受するためには,途中での解約が基本的にできなくなります。


したがって利息0の商品を,節税のためだけに,数十年もかけつづけるなんて,アホみたいです。


確定拠出年金の方が,圧倒的にお得なのですが,

保険会社の人,FPは,絶対にこのことを教えず,個人年金保険を売りつけてくるので,


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