2016年7月5日火曜日

第4章 投資各論5 元本確保型金融商品

前回のReview 「第4章 投資各論4 外貨投資 その2

前回までの投資各論では、有名な金融商品である、
株式、投資信託、外貨投資について書いてきました。

ただ、これらの金融商品は、いずれも元本保証がありません。

これから投資を始めるみなさんの中には、

「とにかく損したくない。利回りが悪くてもいいから、元本保証がいい」

そんな方もおおいのではないでしょうか。

今日は、そんなとにかくリスクとりたくないって人向けでもある商品紹介です。




また、投資にリスクをとるつもりの方でも、
金融資産の一定割合は、必ずこの元本確保型金融商品で運用しましょう。

投資はバランスが大事であり、元本確保型への投資がゼロというのも、
リスクヘッジの観点からはおすすめできません。

ざっくり言えば、
普段使う現金と普通預金以外の財産の割合のうち、
年齢に応じて、以下の割合は、元本確保型への投資に回しましょう。
急にお金が必要になる場合、投資がことごとくダメになる場合、にそなえてです。


20代    2割

30代    3割

40代    5割

50代    6割

60代    8割


最近、「退職金を運用しませんか?」的な金融機関の宣伝が多いですが、
60代すぎたら、投資によるリスクをとるのはやめた方がいいです。

20代なら、一文無しになっても、また稼げばいいですが、
60代にはそれができません。

また、20代であれば、長期間運用の複利の効果で、投資の効果も大きくなりますが、
60代だと、生活費や治療費などで、金融資産をとりくずすことがおおくなるので、
長期間運用することが、難しくなりがちです。

ちょうど良い機会なので言っておきますが、

投資は、資金ができたら始めるものではなく、資金をつくるために少しずつ始めるものです。

なので、まちがっても、退職金を得て初めての投資で、
財産の多くを投資するなんてことはやめましょう。


元本確保型金融商品と呼んでいいものには、

定期預金国債の2種類があります。


国債は、購入後1年は解約できませんが、
それをのぞけば、利率が、定期預金よりも全然良いです。

よく、ネットでは、「ネットバンクの定期が、銀行の定期預金よりおすすめ」とか書いてありますが、
利率の面では、国債にはとおく及ばないことがほとんどです。

みなさんも、定期預金する前に、「個人向け国債」を検討してみてください。





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