2016年7月12日火曜日

第5章 ライフプランニング2-1 社会保険の理解なくしてライフプランは建てられない

前回のReview 「第5章 ライフプランニング1 住宅ローンで損しないために

今回は、みなさんの給料から勝手に引かれている、おそろしい社会保険制度について説明します。

まあ、社会保険は、天引きされていて、あまり対策がないようにも思えますが、
その仕組みを理解しておくことは、金融、資産運用の基礎なので、解説させてください。

社会保険は,支払いについても,受給についても,ライフプランに大きな影響が出ます。

社会保険の理解なくして,ライフプランは建てられません。

社会保険には、

1  医療保険
2  介護保険
3  年金保険
4  労災保険
5  雇用保険

の5種類があり、4・5のふたつは、労働者に関する保険ですので、合わせて労働保険とも言います。




1 医療保険

病院に行ったときに保険証を出して使う、いわゆる健康保険とかよばれるやつです。

医療保険には、ざっくり2種類あって、
会社員等がはいる健康保険(けんぽ)と、自営業者等がはいる国民健康保険(こくほ)があります。

会社員は国民じゃねえのかよ!!
って思うような、変なネーミングですよね。。。

ただ、ご存じのとおり、健康保険(けんぽ)は、雇用主(会社のこと)が健康保険料の半分をはらってくれます。

一方、国民健康保険は、その名のとおり?、国民が全額保険料を負担するものです。

健康保険も、国民健康保険も、所得に比例するので、高所得の人ほど、保険料が多くなっていきます。

高所得の人の方が、健康保険をよく使うなんてことはない(むしろ低所得者の方が体とか壊しやすいのでは?)ので、これは保険ではなく、税金だとの批判があります。

私も、毎月何万も保険料払ってますが、1年で1万円くらいしか病院代かかってないので、
全然もととれないですね。

アメリカ人じゃないですが、国民皆保険制度ってどうなんすかね??
みなさんはどう思いますか???

実は、一般のみなさんはあまり知らないですが、
世の中には、職業ごとの国保があったりして、
とってもお得な制度となってるものがあるのです。

税理士や弁護士にはそれがあり、彼らは、貧乏人を排除して、
安い保険料を実現していたりするわけですよ。。

会社員も、会社やグループごとに、健保つくってくれればいいのですが、、、
それは法律が許さないんですかね、、


2 介護保険

40歳になると、突如給料からの天引き額があがって衝撃を受けることになります。
その40歳ショックの正体が、介護保険です。

なお,超高齢社会日本では、今後ますます、介護保険を支払う人の年齢引き下げ、保険料の増大が見込まれます。

最悪ですね。。。。
ただ、介護保険がないと、介護してる人される人の経済状態は壊滅的になってしまうので、耐えるしかないのでしょうかね。。


3 年金保険

いわゆる年金のことです。
会社員や公務員が入る厚生年金と、自営業者などが入る国民年金があります。
これも、医療保険同様、会社員であれば、雇用主が半額払ってくれますし、所得に保険料が比例します。

一方、国民年金は、所得額によらず、全国民で一定の保険料です。平成28年度は、月1万6260円です。

ただ、国民年金しか払っていないと、年78万円程度しか受け照れません。
自営業者は、国民年金に、確定拠出年金などを追加して支払うことで、将来受け取る年金額を増やしておくことを、おすすめします。
(目安としては、同じくらいの所得のサラリーマンが払っている厚生年金分と同額を、
国民年金と合わせて、支払うくらいの額がいいかと思います。)



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