2016年7月10日日曜日

第5章 ライフプランニング1 住宅ローンで損しないために

さて、今回からは、ライフプランニングについて、講義していきたいと思います。

投資を行うには、今までに講義してきた、投資に関する知識も必要です。

金融商品を戦術とすれば、
ライフプランニングは戦略です。

人生三大出費を、ご存知でしょうか。

住宅資金教育資金老後資金です。



そして、今回は、

住宅資金に関するライフプランニング

について、説明したいと思います。

ほとんどの人にとって、住宅は人生で最大の買い物です。

そして、ほぼ全員が、住宅ローンを組んで買います。

1 固定金利・変動金利

住宅ローンには、

1 固定金利

2 変動金利

3 固定金利選択型

の3種類があります。

固定金利は、ローンを組んだときに、その後の利率をすべて一定に決めてしまうものです。
一方、変動利率は、2年ごとに金利を見直し、5年ごとに返済額を見直すものです。

一般に、変動金利より、固定金利の方が、利率が高くなります。

一方、固定金利は、返済額が確定するので、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

固定金利選択型は、最初の一定期間は固定金利で、その後、固定か変動かを選ぶものです。


2 返済方法

また、住宅ローンは、


1 元利均等返済

2 元金均等返済

の2通りの返済方法があります。

元利均等返済は、返済額が固定されており、返済計画が立てやすいというメリットがありますが、
最初の頃の返済は、ほとんどが利息の返済にあてられるため、返済総額が大きくなるというデメリットがあります。

一方の元金均等返済は、返済する元金が均等なので、最初は多くの利息を払いますが、
最後の方の利息はとても少なくなり、返済総額は少なくなります。

基本的には、元金均等返済の方が、返済総額の点からして、圧倒的にお得なので、おすすめです。


3 団体信用生命保険

住宅ローンを組む時、団体信用生命保険というものに、加入させられます。

これは、返済途中で、住宅ローンを組んでいる人が死亡したときに、
ローンの残額が保険から支払われるというものです。

つまり、住宅ローンを残して死んだ場合の心配は不要、ということです。

よく生命保険会社が、「大黒柱が死んだとき、家族が路頭に迷うのを防ぐため」といって、生命保険の加入をすすめてきますが、

住宅ローンを組んでいる場合、家族が路頭に迷うことはありません。

つまり、住宅ローンを組んでいる人は、生命保険の掛け金はものすごい低くてOKということです。

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