2016年6月26日日曜日

第4章 投資各論4 外貨投資

前回のReview 「第4章 投資各論3 投資信託 その3 ファンドラップ

今日は、みなさんが良く耳にするであろう、
そしてやってみようと思うであろう、外貨への投資についてです。


よく銀行で、
「外貨預金キャンペーン中! 2年もので利率2.0%!!」とかよく広告してますよね。


みなさんは、外貨預金について、どういうイメージをもっていますでしょうか。
「日本の銀行預金よりも利率がいいので、お得」なんて思っていませんか??


結論を先に述べると、


外貨預金は、お薦めできません。




外貨預金の問題は、


為替が変動する


だけではなくて、
(長期で見れば、為替変動もそこまで気にはなりません)


手数料


です。



たとえば、三菱東京UFJ銀行の手数料ですが(2016年6月現在)

米ドル  1ドルにつき、 窓口だと1円の手数料、 ネットだと0.25円の手数料がかかります。

ユーロだと、1ユーロにつき、窓口だと1.5円、ネットだと0.25円の手数料です。

1ドル100円と考えると、

外貨預金した瞬間に、1%(ネットなら0.25%)の手数料がとられるのです。

また、外貨預金のトリックとして、引き出すときに、また同額の手数料がとられるので、

合計2%(ネットなら0.5%)の手数料がとられるのです。


つまり、上記の「2年もの利率2.0%」の外貨預金をしたとしても、

結局その利率の半分相当は、銀行への手数料で消えてしまうのです。

さらに、昨今は、海外も日本並みに利率が低くなる傾向にあります。

とすれば、外貨預金は、手数料が大きいため、かなり分のわるい投資と言えます。


でわ、それでも、外貨に投資したい場合はどうすればいいのか、


それはまた次回に。






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