2016年6月24日金曜日

第4章 投資各論3 投資信託 その2

前回のReview 「第4章 投資各論3-1 投資信託のすすめ

前回、投資信託のメリット

1 小額で多種の株式・債権が購入できる
2 プロが銘柄を選んでくれる
3 海外の購入しにくい株式等も購入できる

を3つ説明しました。

今回は、逆に投資信託のデメリットを説明します。



投資信託のデメリットは,メリットの裏返しともいえます。

1 手数料がかかる

2 対象を優良なものにしぼれない

3 仕組みが複雑すぎてなんなのかわからない種類もある


1つ目のデメリットである手数料は、さけては通れないものですが、

アクティブファンドではなく、インデックスファンドを買うようにすること、

信託手数料(毎年払うもの)が0.5%以下のもののみ買うようにすること、

の2つを守れば、なんとか許容範囲の手数料に収まります。



2つ目のデメリットである,対象をしぼれないことですが、これは仕方がないことであり、また、結局シロートの我々には、いいものかどうかわからないので、バランスを保つという点からは、特に問題ないでしょう。


3つ目のデメリットであり,投資信託最大のデメリットは、投資信託は仕組みがよくわからない点です。

為替や株式、などなど、いろいろ複雑に組み合わされた投資信託が、高い手数料目当てに売られています。

みなさんが買ってもいいのは、ダウ平均株価等の一定のインデックスに連動した、わかりやすい投資信託だけです。

よって、手数料の低い、インデックスファンドを買う、ということを愚直に守れるのなら、投資信託は非常におすすめです。

なんていったって、バランスが保たれているので,負けない投資工学にはおすすめですね。

特におすすめなのは、ETF(上場投資信託)といって、普通の株式と同様に、4ケタの番号が振られていて、証券取引所で買えるものです。

MSCIコクサイなど、海外のインデックスに関連したETFは,海外株式がなかなか買えないことからして、特におすすめです。


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